稲葉 治久

稲葉 治久

代表弁護士の稲葉治久(いなば はるひさ)です。私たちは、地域の「かかりつけ医」のような身近な法律事務所を目指しています。

 

型にはまらず自由に育てられた子供時代、父から受け取った、たった1つのメッセージ。

私は茨城県の人口8千人程度の小さな村で生まれ育ちました。

とにかく体を動かすことが大好きで、小学校・中学校は野球に没頭し、高校ではアメフト部に入り、3年生のときには関東大会で準優勝するほどに熱中していました。

 

実家は明治時代から続く米屋ですが、父は、息子である私に商売を継いでほしいというようなことは一切言ってきませんでした。

その代わり、父の教えはただ一つ、「人の役に立つ仕事をしなさい」ということでした。

 

型にはめられることなく自由に育てられた中で、この考え方は父からの明確なメッセージとして、私の生き方の根本を形作ったと思います。

 

国際機関で働くことを目指し海外へ留学。アフリカでのボランティア活動が、人生の転機に。

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もう一人、私の人生に影響を与えた人がいます。叔父です。

叔父は海外で仕事をしている人で、年に1〜2回帰国する度に、海外の話をたくさん聞かせてくれました。

その影響もあって、将来は、国連のような国際機関で働きたいと考えるようになりました。

実は、当初は弁護士になろうとは全く思っていなかったのです。

 

人生の転機となったのは、大学卒業後、米国に2年間留学し、その後、海外青年協力隊として、アフリカのジンバブエで2年間ボランティア活動に携わったことでした。

 

「法律が機能しないことの理不尽さ」を目の当たりにしたことが、弁護士を目指すきっかけに。

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ジンバブエは、日本のような治安の良い国ではなく、人生観を揺るがすような出来事に多く遭遇しました。

独裁国家で、反体制派とみなされた人は容赦なく身柄を拘束されていました。特に選挙期間中は、政府にとって都合の悪い人たちは、鉄格子付きの小屋のようなところに何百人も一緒に閉じ込められていました。

このような中、私ができることはほとんどありませんでした。せいぜい、タバコを差し入れしてあげるくらいです。

 

私自身は、交通事故に巻き込まれた時、被害者にも関わらず、警察から「お前は日本人だろ、金持ってるだろ」とまったく相手にされなかった経験があります。

日本人だけではないですが、マイノリティ(少数派)であるというだけで、存在を無視され、一人の人間としての権利が保障されないのです。

「法律が機能しないことの理不尽さ」を目の当たりにしたのがこの2年間でした。

ジンバブエでのこうした経験は、自分の無力さを痛感する一方、法律を法律として機能させ、一人ひとりの権利が守られる社会を実現するために、もっと直接的に貢献できる仕事をしたいと考えるきっかけとなりました。

そうして、自分は何をしたいのか、改めて考えた時に、弁護士という選択肢が浮かんだのです。

 

大好きな街、蒲田で独立開業。お一人おひとりと丁寧に向き合い、社会との繋がりを大切にする事務所でありたい。

司法試験の勉強を始めた時にはすでに30歳間近で、周りの反応は冷ややかなものもありました。しかし、持ち前の集中力で司法試験に取り組み、無事に合格して2012年に大手の弁護士法人で弁護士人生をスタートしました。

 

まもなく長野県松本市に新規開設した支店の支店長を任され、そこでは、私ひとりで年間600~700件の相談を受けていました。

あらゆるご依頼に一人で対応することは本当に大変でしたが、この時の経験が、独立に向けての大きな自信となったことは間違いありません。

 

そして2016年6月、ここ大田区蒲田に事務所を設立しました。

 

蒲田を選んだのは、弁護士になる前からこの辺りで暮らしており、この街がとても好きだからです。

大田区は、自然があり、美味しい飲食店もたくさんあり、交通の便が良く、そして地域のコミュニティが存在しています。

 

もしかすると、弁護士事務所というと千代田区、港区、中央区あたりで法人の顧客を相手にしているイメージがあるかもしれません。

しかし私は、個人・法人の区別なく1件1件のご依頼に丁寧に向き合い、地域や社会との繋がりを大切にする事務所を作りたいという思いがあり、独立するならこの街でと決めていました。

 

地域の「かかりつけ医」のような身近な法律事務所を目指しています。何かお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

私たちは、一人ひとりが、自由で、尊厳をもって、幸福な生活を送る権利があり、そのための力が与えられるべきです。

そうした個々人が集まってこそ、社会も良くなっていくのではないでしょうか。

 

ですから私は、弁護士の仕事を通じて、何かのトラブルに巻き込まれ、理不尽な目に遭っている方々が、再び自分の力で道を切り開くための力を取り戻せるようお手伝いがしたいと思っています。

父に教えられた、「人の役に立つ」というシンプルな思いです。

 

稲葉セントラル法律事務所は、地域の「かかりつけ医」のような存在を目指しています。

「困ったことがあればあの事務所に相談すればいいよ」と多くの方が言ってくださるぐらい、皆さんにとって身近な法律事務所でありたいと思っています。

 

もし何かお困りのことがあれば、どうぞお気軽に、まずはご相談にお越しください。稲葉セントラル法律事務所は、皆さんに開かれた事務所です。

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経歴・プロフィール

出身地

・1976年 茨城県生まれ

 

学歴(略歴)

・江戸川学園取手高校卒業
・慶應義塾大学法学部政治学科卒業
・青年海外協力隊員としてアフリカ・ジンバブエでボランティア活動
・関東学院大学法科大学院卒業
・平成24年 弁護士登録
・平成28年7月より稲葉セントラル法律事務所を開設
・令和4年4月より弁護士法人稲葉セントラル法律事務所を設立

 

取扱分野

当所では、大田区の方々を中心にご利用いただいており、幅広いニーズに対応しております。

個人のお客様 ・一般民事
・交通事故
・相続
・離婚
・各種損害賠償
・成年後見
・債務整理
・不動産取引
・学校問題
・民事信託
・建築紛争
・刑事
・その他
法人のお客様 ・企業法務

 

活動実績

メディア出演

・テレビ信州 『ゆうがたGET!』 レギュラーコーナー出演
・長野朝日放送 『ザ・駅前テレビ』 レギュラーコーナー出演
・東海ラジオ 『聞いてみや~ち』 出演

 

執筆

・『自然をめぐる紛争と法律実務―水・山・農地・土地・生物・災害等のトラブル解決のために~』 長野県弁護士会 (著) ぎょうせい
・『男はこうしてバカを見る 男女トラブルの法律学』 幻冬舎

 

法律監修

・フジテレビ ドラマ 『昼顔~平日午後3時の恋人たち』
・テレビ朝日 倉本聰脚本 ドラマ 『安らぎの刻〜道〜』
・テレビ東京 ドラマ 『水曜ミステリー9 共犯』
・その他多数

 

公認代理人

・日本プロ野球選手会公認選手代理人

 

弁護士会

・東京弁護士会常議員
・日本弁護士連合会代議員

 

Last Updated on 2024年3月1日 by kakikomi.iclaw

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    この記事の執筆者:弁護士法人稲葉セントラル法律事務所
    法律事務所でも誹謗中傷トラブルに遭うケースがありますが、弁護士として対応方法は分かっているものの、非常に大きなストレスを感じました。依頼者様への誹謗中傷の書込みを精査し対応する中、今でも誹謗中傷されたことに対し苦々しい思いを抱きます。この想いを抱く度、依頼者の方はもっと苦しんでいることを肌で感じ、なんとか今よりも良い状態にしよう、会社に損害が発生しないようにベストを尽くそうと強く思います。弊所では、これまでネット上の誹謗中傷問題に力を入れ、数多くの事件を解決して参りました。中でも、法人のお客様からのご依頼が多く、法人に対する誹謗中傷問題については、経験と問題解決のノウハウに強みを持っております。私たちは、投稿の削除に限らず、削除が難しい案件についても改善のため挑戦いたします。皆さまのストレスを少しでも減らすため、最善の解決方法を考えサポートいたします。